ひらの歯科医院のFAQ

■ 治療に関する質問

  • Q.歯の色が気になるのですが、色を白くする治療について教えて下さい。
    • A.歯を白くする処置として、「ホワイトニング」があります。

      歯の表層を覆っているエナメル質は本来半透明であり、歯が白く見えるのはエナメル質の内側にある象牙質の色が透けて見えるのです。
      エナメル質組織の中、および表面に外来性の着色(飲食物、タバコ等)がありますと、象牙質の自然な白さが遮られてしまい、濁った色を呈します。
      当院で行うホワイトニングは主に外来性色素によって変色したエナメル質の漂白です。

      治療法としては、患者様自身がご自宅で十日ほど行うホームブリーチング法と、医院にて三回から五回ほど漂白を行うオフィスブリーチング法がございます。
      これらを行うことによって、色調の改善が通常見られますが、象牙質自体の変色やエナメル質組織の異常形成を伴った歯牙についてはこの方法のみでは満足な治療効果が得られない場合がございます
      まず症状を検査確認の上、適切なホワイトニング法を選択する必要があります。

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  • Q.自分の口の匂いが気になります。改善する方法はありますか?
    • A.あります。

      口臭の原因は歯に由来するケースがあります。
      それは歯にこびりつく歯垢・歯石であったり、むし歯や歯周病であったりします。
      口臭治療については、まず、「匂いの元」を見極めることが大切です。

      口臭治療における治療期間は症状、原因によってまちまちですが、多くの場合、原因特定がなされれば早期に改善されるものです。

      * ただし、口臭は鼻疾患や扁桃腺、内臓疾患が原因の場合もあります。他科へ紹介させていただく場合がございます。

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  • Q.私は以前から笑ったときに歯茎まで見えてしまうのが気になって思いきり笑うことができません。
    • A.それはガミースマイルと呼ばれるものです。

      ガミースマイルとは、笑うと上顎の歯肉が必要以上に見えてしまう状態のスマイルのことを言います。特に女性の方では気になさる方が多い症例のひとつですね。
      このガミースマイルは程度が軽ければ改善することが可能です。

      参照: Q.ガミースマイルを治したいのですがひらの歯科医院ではどのような治療を行うのですか?

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  • Q.ガミースマイルを治したいのですがひらの歯科医院ではどのような治療を行うのですか?
    • A.一般的な方法として歯肉や歯槽骨の整形手術を行います。

      一般的なガミースマイル改善の方法として、上顎歯肉の笑時露出量にもよりますが、歯肉や歯槽骨の整形手術が挙げられます。この処置によって歯ぐきを数ミリほど下げる(鼻方向に)ことができます。この場合、歯自体も形態修正を行うことになります。
      ただし、上と下の歯の接触が無い場合、上の歯と歯肉は少しずつ下へ降りてきてしまいますので、再発の恐れがあります。その場合、それぞれの固定、または噛み合せを再構成する必要があります。

      以上は、ガミースマイルの一処置法に過ぎません。

      諸検査により患者様の症状を把握させていただければより明確なアドバイスができます。

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  • Q.タバコのヤニで汚れてしまった歯を白くしたいのですが。
    • A.歯石を除去してから歯の表面を特殊な研磨器具にてクリーニングすると、ある程度着色を取り除くことができます。

      これはPMTCという処置です。この方法で汚れを取り除くと、こびりついているバイキンもきれいに除去でき、歯がツルツルになります。

      上記のPMTCで取り除けない着色の場合、歯を構成している組織内部に何らかの色素が染み込んでしまっている可能性があります。この状態を改善するには[染み抜き]をしなければなりませんが当院では歯牙漂白(ブリーチング)という処置で対応することがあります。

      参照: Q.歯の色が気になるのですが、色を白くする治療について教えて下さい。

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  • Q.現在妊娠中ですが、虫歯で歯が痛みます。治療してほしくてもレントゲンもお薬も使えない状態なのでとっても心配です。
    • A.妊娠4~7ヶ月は歯科治療上においても安定期ですので、この期間中の受診を是非お薦めいたします。

      レントゲン撮影が必要な場合には、患者様に放射線防護衣(鉛のエプロン)を着用していただき、胎児やご自身の臓器へ影響が無いよう細心注意をいたしておりますのでご安心ください。また、どうしても必要な場合以外は薬剤投与も行いません。

      ご出産時に思いっきり食いしばることができるよう、お早めに処置をお受けになられることをお薦めいたします。

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  • Q.子供にどのような治療をしているのか知りたいのですが。
    • お子様の歯科治療

      A.毎回、どのような治療を行ったのか、次に必要な治療は何なのかを保護者に説明いたします。

      毎回、どのような治療を行ったのか、次に必要な治療は何なのかを保護者に説明いたします。
      保護者の方へ十分な説明をし、不安を取り除くことは、お子様の不安を取り除くことにもつながります。
      お子様の歯の健康についてなにかしらご質問がありましたらいつでもお聞き下さい。

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  • Q.子供が治療を嫌がるので一緒にいてあげたいのですが・・・。
    • A.構いません。お子様とご一緒に入室して下さい。

      保護者の方は通常、待合室にて待機していただいております。
      しかし、どうしてもお子様の治療の様子を見学していたいという方、もしくはお子様が保護者と一緒にいたいと希望する場合、御同伴で入室していただき、お子様の受診を見守っていただいております。

      落ち着いて受診できる子の場合はなるべく保護者の方は同伴を避けたほうがお子様の精神的成長を助長させることができます。

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  • Q.私が歯医者嫌いのせいか、子供も歯医者さんが苦手なようなんです。
    • A.当医院では嫌がるお子様を無理やり治療することはありません。

      お子様のためとはいえ、嫌がるのを無理やり治療するのでは、お子様の歯医者嫌いをますます助長させるようなものです。

      歯医者嫌いになれば大人になってからも歯医者さんから足が遠のき、時には歯の健康をも脅かしてしまいます。
      ですので、当医院では嫌がるお子様を無理やり治療することはしません。
      もちろん、治療は長引きますが楽しくコミュニケーションをとっていくうちに必ず自分からお口を開けてくれる日が来ます。そして安全に、しかも歯医者嫌いにさせずに治療を進めていきます。

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  • Q.1歳半の息子にフッ素塗布をしたいのですが、時期はいつごろが適当でしょうか。また、おいくらくらいかかりますか。
    • A.歯が萌えて間もない時期のフッ素塗布は非常に有効です。虫歯にかかりにくい体質にするためにも、是非フッ素の塗布をお薦めいたします。金額は1回800円となります。

      歯が萌えて間もない時期にフッ素塗布することによって歯質アパタイトの性質が変化し、虫歯にかかりにくくなります。
      なお、フッ素塗布によって永久に虫歯にならないということではありません。また、一度きりのフッ素塗布でも効果は十分ではありません。

      1才半のお子様の場合、上前歯が虫歯にかかりやすい時期です。ご家庭ではお子様の日常食生活において、牛乳やジュース類の摂取時間をきちんと管理していく必要があります。
      食生活(特におやつ等)の管理がきちんとできれば後々の口腔管理が楽になると思います。

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  • Q.歯槽膿漏の手術はどのような時に行うのでしょうか?
    • A.歯肉ポケットが深くなりすぎ、通常のポケット内クリーニングのみでは治癒困難になった場合、歯肉を切開して汚物や病変組織等を除去する手術を行います。

      歯と歯肉との間に溝があり、一般に歯肉ポケットと呼ばれています。
      そのポケットの中に汚れや歯石が溜まったままにしておきますとポケット底の部分に組織破壊が起こり、ポケットの深さが増してしまいます。
      そして、深さが5ミリ以上になってしまいますと通常のポケット内クリーニングのみでは治癒困難になり歯肉を切開して汚物や病変組織等を除去する手術をおこなわなくてはならなくなります。
      この手術は通常どうりの外来予約にて行えますので、入院は必要ありません。そして、一回の手術につき1-3本行います。手術後に抗生物質の服薬や洗口薬を一週間ほど使用していただき、縫合糸は術後一週間で抜糸します。
      さらに抜糸から約二週間後に手術をおこなった部位のポケット測定をして術前のデータと比較します。
      この再評価検査を行う時期にきますと、4ミリ以上の深さがあったポケットも大部分2ミリ以下へ減少すること多く、そして、その後の口腔ケアに専念することによって良好な状態を持続させることができます。

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  • Q.金具が他人に見えないような入れ歯が欲しいのですが、可能でしょうか?
    • A.可能です。

      例えば、人とおしゃべりをしている最中に義歯の金具が見えてしまいますと「あ、入れ歯をしている!」と他人に知られてしまいます。このことがコンプレックスにもなり、ご自分の口元に自信が無くなってしまい、お顔の表情も硬くなってしまいます。
      しかし、まだ残っている歯を上手に活用することによって表に金具が見えず、しかも安定した義歯を制作することができます。

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  • Q.他の歯医者で「この歯はもう抜いたほうがいい」と言われています。どうしても抜きたくないのですが方法はありますか?
    • A.症状末期により撤去すべき歯がある場合はその旨を患者様へお話をさせていただいておりますが、患者様からの強いご要望により、歯を一時的に固定し延命処置する場合はあります。

      しかし、更なる症状悪化は免れず、結局は抜歯せざるを得なくなることをご了承いただかなくてはなりません。

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