歯牙欠損に対する治療
ブリッジによる補綴
保険適用の一般的なブリッジ
左の画像の上顎部分が犬歯から大臼歯をつなぐ大きなブリッジになっています(小臼歯部欠損)。
保険適用のブリッジでは、前歯から第一小臼歯までは樹脂により白い歯にすることができます。それ以降の奥の歯は銀歯になります。
保険内外問わず、歯の欠損範囲や残存歯の状態によって、ブリッジ治療が適応できる場合とそうではない場合があります。
審美性に優れた素材を用いたブリッジを製作することも可能です。
- 白い材料、審美的な材料を用いたブリッジ(ポーセレン焼付け金属ブリッジ、ハイブリッドセラミック焼き付け金属ブリッジ、各種オールセラミック) 参考: LAVA™ジルコニアオールセラミックス
インプラント治療
インプラントによる欠損補綴
インプラントは、歯がない部分に埋め込む人工歯根です。
ブリッジや義歯に変わる欠損補綴の方法として注目されています。
来院による定期的なメンテナンスは必要ですが、ご自身の歯と同じように噛むことが体験来ます。
- 京セラ
- ノーベルバイオケア
- MDI
- エンドポア(取り扱い期間終了いたしました。メンテナンスのみお受けしています。)
- ステリオスインプラント(取り扱い期間終了いたしました。メンテナンスのみお受けしています。)
注) 欠損部位の骨の量が少ない場合は、骨を作るGBR手術などを行う必要があります。
注) 重度のブラキシズム癖(歯軋り、食いしばり)がある方、喫煙されている方へのインプラント治療は、インプラント周囲炎を起こしやすく長期安定が極めて困難なため、当院ではインプラントをお奨めしておりません。禁煙下でインプラント治療を受け、残念ながらその後に喫煙習慣が再発してしまった場合は、インプラントの不調に対していかなる保証もできません。
注) 当院は、インプラント治療後に定期メンテナンスをお受けいただけない場合の製品故障や周囲組織の炎症等に対する責任を負うことはできません。
注) 骨粗鬆症薬であるBP製剤を服用されている方、糖尿病などの全身疾患をお持ちの方への当治療法はお奨めしておりません。
注) 昨今の携帯電話と同じように、インプラント関連製品の開発スピードも非常に速く、現在流通しているインプラントは予告なく生産中止に至ることがあります(海外製品に多いです)。当院では予備部品をある程度確保してありますが、生産されなくなった部品については、今後ストックがなくなることが予想されます。インプラント体と土台をつなぐボルト類(ねじ)は永世的ではなく、メンテナンスによる着脱などの経年的な消耗があるため、インプラント治療をご希望の方へ消耗部品をご購入しておいていただくことも合わせてお願いしております。
インプラントを併用した歯科治療
歯科矯正に使用する小さいインプラントです。
マイクロインプラントは局所麻酔のみで切開が必要ありません。インプラントを固定源にすることで、歯牙を効率よく移動できます。
- 矯正治療用マイクロインプラント
- 義歯固定用MDIミニインプラント(取り扱い期間終了いたしました。メンテナンスのみお受けしています。)